医療法人 三良会

医療法人 三良会

病気になりたくない、病院に行きたくない――
患者さんのご気分を少しでも楽にしてさしあげられるよう、全力で努力しています。
住み慣れた地域で、いつまでも元気に暮らしていくためのお手伝いをさせていただきます。

[理念]

「人と人のふれあいを大切にし、地域に根ざした医療活動を目指しています。」

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    医療は公共性の高いものです。私たちは、警察や消防と同じく地域住民の安心・安全を守ります。

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    医療の現場で働く私たちはその公共性を十分に認識し、患者さんは親であり、子であり、兄弟であるという思いやりの心を持って医療を行います。

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    病院は誰にとっても気が重く、できれば行きたくない場所です。だからこそ、そこで働く私たちは患者さんのご気分を少しでも楽にして差し上げられるように努力いたします。

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    今日の医療は、一にも二にも高度な知識と技術が必要ですが、私たちは患者さんに対する思いやりの気持ちを忘れずに業務にあたります。

[診療案内]

地域に密着した医療開閉

  • 医療法人三良会は村上新町病院を中心として、青い海公園クリニック、ミッドライフクリニックAMCなどの診療所と共に地域包括支援センター、在宅介護支援センター、訪問看護ステーションを有し、地域に密着した医療を行っていおり、主な診療科目は、総合診療科、循環器内科、人工腎臓科、血管外科、リハビリテーション科、認知症を含む精神内科などです。

循環器内科(脳疾患・心臓疾患・腎臓疾患の治療)開閉

  • 循環器内科では、脳疾患・心臓疾患・腎臓疾患の治療を行っています。近年導入した世界最高水準の高性能320列CTを用いて脳や心臓、全身の検査を超短時間で検査することができます。
  • 検査時間の短縮だけではなく、少ない放射線・造影剤使用でもとても鮮明な画像が得られ、診断能力が大幅に向上しました。
  • また、弘前大学医学部循環・呼吸・腎臓内科学講座からは循環器と腎臓内科、それぞれの専門医が常勤医として外来診療を行っています。
    さらに弘前大学医学部胸部心臓血管外科学講座からは「血管外科・心臓外科外来」を行っています。
    最新医療に基づいた診断・治療並びに弘前大学医学部附属病院との連携が図られています。動脈硬化や静脈瘤など、血管の病気が気になる方はお気軽にご相談下さい。

人工腎臓科開閉

  • 日本の三大死因は癌、脳卒中、心臓病といわれています。その原因となる糖尿病・高血圧症・高脂血症などの患者さんが増えています。
    20年ほど前から日本人の糖尿病罹患率は急速に上昇し、2011年には約1,070万人が糖尿病に罹患していると統計が出ています。
    糖尿病ははっきりとした自覚症状のないまま病状が進み、糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害並びに糖尿病性腎症などの合併症が発症します。
    糖尿病性腎症は、腎臓に障害が起こり、蛋白尿やむくみが出ます。微量蛋白尿→腎障害→慢性腎不全→透析へと進行します。
    近年、糖尿病性腎症から血液透析を導入する方が急増しており、全血液透析患者の約4割が糖尿病性腎症の患者さんです。
    初期の段階から、適切な治療を行うことにより腎不全への進行も防ぐことができます。外来にてご相談に応じます。

血液透析治療開閉

  • 人工腎臓科では、血液透析治療を行っています。当院では、2012年にすべての透析機器に最高性能といわれているTR-3000MA(オンラインHDF)を導入しました。その結果、以下のことが期待されます。
    • 不必要な老廃物が十分に除去され、患者さんの食欲が改善される。
    • 貧血の改善がみられる。
    • 透析中の血圧が低下しにくくなる。
    • β2MGなどの低分子蛋白の除去効果が上がり、手根管症候群、心臓や各種臓器へのアミロイド沈着などの合併症を予防する効果がある。
    • 透析によるかゆみやイライラ感が改善される。
      この透析装置で治療を行うと、6ヵ月ごろよりこれらの効果を実感できるようになり、透析治療も楽になるといわれています。
      今後もデータの集積などを行い、さらに検証していきます。
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